当記事では私が独学で英会話を習得した方法を紹介します。
私はこの学習法で英語が話せるようになり、外資系企業に転職することができました。
外資系企業に転職して6年目に突入しましたが、毎日英語を使って仕事をしています。
今この記事を読まれている方は、「最初からある程度英語ができたんじゃないの?」「結局、英会話はセンス」と思っているかもしれません。また、「自分には英語なんて無理だ」そのように決めつけている人も多いでしょう。
本当に英会話習得にはセンスが必要なのか?
独学で英会話を習得するにはセンスが必要か?
そんなことはありません。
私自身、大学生の時は英語のクラスは下から数えた方が早かったですし、英語は決して得意と言えるレベルではありませんでした。英語は帰国子女や留学経験者じゃないと使いこなせないと当然のように思っていました。
はっきり言います。
海外留学をしなくても、完全独学で英語が話せるようになれます。
では、どのように英会話を習得するのか。
それは、洋画を英語教材として使い「同じ洋画を何回も繰り返して見る」ことです。
いやいや。え?と思われた方も多いのではないでしょうか。
私がやったことはずばり、洋画を見ること。これだけです。
「え、本当?嘘でしょ?」
もう少しだけ、お付き合いください。
何もただ、洋画を見るだけではないのです。
生きた英語学習教材として洋画を利用するのです。
高いお金を払って、聞き流し英語のCDを購入したけど、挫折した。
高いお金を払って、英会話スクールに通ったけど、結局話せなかった。
何かコスパの良い英会話習得法はないか。
結論、洋画を見る学習法が最もコスパが良いです。
「Netflixを契約していますか。」
答えがYesであれば、これ以上のお金はかかりません。
洋画を活用した勉強法
早速ですが、洋画を活用した勉強法を紹介します。
Step1. 何度見ても飽きない洋画を一つ選ぶ
まずは、大好きな映画を一本選んでください。
(海外ドラマでも大丈夫ですが、再生時間の長さ的に洋画の方がおすすめです)
あなたがなりたいハリウッドスターは誰でしょうか?
トムクルーズ
ジョニーデップ
ヴィンディーゼル
などなど。
あなたがなりたいハリウッドスターになりきってみてください。
身振り、発音、全てです。
なりたいハリウッドスター、もしくは声を真似してみたいハリウッドスターが出演している映画を選ぶ。
そして、見ても飽きない映画を選択することをおすすめします。
なぜ、なりきる必要があるのか。
勉強でも仕事でも最初はできる人の真似をします。日本語が話せるようになる過程も同じです。
私たちはお父さんやお母さんなど周囲の人の話し方を真似して日本語が話せるようになります。
今回の学習法も私たちが日本語を学んだ過程と全く同じことを実践します。
Step2. 1週目は英語音声、日本語字幕で見る
まずは英語音声、日本語字幕で英語観て、内容を理解する。
(映画の内容を既に理解している場合はStep2は不要です)
日本語音声で見ることはあまりお勧めできませんが、どうしても内容が理解できない場合は日本語音声で見ても大丈夫です。このStepでは、話の流れを掴むことが第一優先です。
Step3. 2週目は英語音声、英語字幕で見る
内容を理解したら、次は英語音声、英語字幕で見ましょう。
既に内容が理解できているため、頭の中で「こんな風なことを言っているんだろうな」とイメージができるはずです。
ここでの注意点は、2週目以降は日本語音声、日本語字幕を一切禁止とすることです。「英語脳」と言う言葉を聞いた方もいるかもしれませんが、英語を英語として捉えることが非常に大切です。
耳で英語を聞く→日本語に訳す→日本語で理解する→日本語で言いたいことを考える→英語に訳す→英語で発する
これをやっている限りは英語を話すことは難しいです。
「英語脳」を鍛えるためにも既に内容を理解している洋画、海外ドラマを教材に用いることは非常に有効な学習法となるのです。
耳で英語を聞く→脳内で英語で理解する→英語で言いたいことを考える→英語で発する
この状態を目指しましょう。
Step4. 3週目以降は発声を開始する
3週目以降は英語音声、英語字幕で見つつ、一言一句の発声します。
地味になりますが、一言一句アウトプットします。途中停止も当然やります。
娯楽として洋画を見る段階は終了です。
耳で英語を聞いて、そのまま英語で発する。これの繰り返しです。
どうしても英単語の意味がわからない場合はStep4から調べます。
ここまで読んでいただいてお分かりかもしれませんが、よっぽど好きな洋画、海外ドラマではないと厳しいです。全く好きな洋画、海外ドラマがないよ!そんな人はこの機会に見つけてみてください。ハマることは非常に大事です。
わたしがオススメする洋画、海外ドラマを紹介してもいいのですが、わたしのあくまで個人的な興味となるので、控えます。
が!せっかくなので、紹介します!
ミッションインポッシブルシリーズが大好きです。
ミッションインポッシブル ゴーストプロトコルのDVDを買って、ずっと見ていました。
今でも各シーンで何を言っているのか、鮮明に覚えているものもあります。
ちなみにですが、現在はNetflixで見ることができるため、わざわざDVDを購入する必要はありません。
サブスクを契約していない!そんな方は以下のリンクを参照ください。
*絶対にミッションインポッシブルシリーズである必要はありません。
あなたが思うオススメな洋画、海外ドラマを選んでくださいね。
Step5. 繰り返すのみ
ここまで来れば、あとはStep4.を繰り返すのみです。
Step4まで辿り着いた時点で、頭の中で次にどのような英語が話されるかある程度イメージができるはずです。
あとは発声を繰り返すだけです。
気づけば、あなたの頭は英語脳になっています。
Step6. 番外編:英語音声、字幕無しにも挑戦
Step5まではあくまで字幕を読んでいるフェーズです。
字幕を読めているだけの状態でも十分にアウトプットができますが、実際の会話でリスニングをすることを考えるとまったく字幕を見ずに理解ができれば完璧な状態です。
ただ、かなりハードルは高いです。
そのためあくまで番外編と捉えていただき、Step.5までを実践するように心がけましょう。
また、一本の映画を見終わった後は別の映画を見ても大丈夫です。
娯楽として見るのもよし、教材として見るのもよし。
余談ですが、洋画で過激な表現を多く含む場合、Shitやfuckと言った表現が多く見受けられます。
この辺りは真似をしない方が賢明です。
あくまで英会話のリズムを掴むことが重要です。
It’s a piece of cakeなどのスラングは役に立ちますが、son of bitchのような「クソ野郎」的な表現も多く存在します。
参考程度に楽しみつつ、そのまま利用しないようにしましょう。
以上が実際に英語が話せるようになった勉強法です。
嘘だと思った方も一度試してみてください。
最後に
あなたは日本語をどのように話せるようになりましたか?
「いつの間にか話せていました」
あなたは日本語の単語や文法をどのように勉強しましたか?
「いつの間にか理解していました」
国語の授業で漢字や古文を学びますが、日本語の話し方自体は学んでいないですよね。
英語もこの感覚と同様にすることができれば理想です。
日本語にも専門用語などの難しい単語はあります。英語も同様です。
ただ、基本的なコミュニケーションをする上では難しい用語は一切不要です。
基本的な単語と文法さえ押さえておけば、英語でのコミュニケーションは誰でもできます。
学力、学歴は一切関係ありません。
オンライン英会話
ここまでのStepを実践した上で、アウトプットの機会が足りない、直接外国人と話してみたいと感じる場合はオンライン英会話を受講してみてください。
わたしは半ば勢いで外資系企業に応募、英語面接を通過、内定を得ることができました。
必然的にアウトプットが迫られる状況となり、必死に英語を話すようにしました。(鏡に向かって…)
英会話を身につけたい。私が今回お伝えした学習内容は実践した。
結果、ある程度英語のコミュニケーションはできそう。
ここでようやくオンライン英会話です。
いきなりオンライン英会話、英語スクールに通うよりも洋画を使った学習法を実践した後であれば、別の課題が見つかるでしょう。
その課題は単なる「英語でのコミュニケーション能力」ではなく、単語力や語彙、専門用語などのより具体的なものとなっているはずです。
まずは私が今回紹介した学習法で英語でコミュニケーションを取れる状態になることを目標としましょう。
英語がある程度できるようなり、外資系企業への転職に興味が湧いてきましたら以下記事も読んでみてください。
私のブログをきっかけに英語を学び、外資系企業に転職できた。そんな方が今後出てくるととても嬉しいです。
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