米国株投資〜おすすめ書籍7選〜を紹介します

今回は投資歴8年のバリーが「これだけは読んでいただきたい」推奨書籍7選を紹介します。

実際にはもっとたくさんの書籍を読みました。
投資関連書籍は50冊以上読んだと思います。

そんな私が自信を持ってオススメできる投資本を今回、紹介させていただきます。

早速ですが、米国株投資にはどんなイメージを持たれていますか?

リスクありそう。怖い

米国株なんてやったことない

そうですね。確かにリスクゼロの投資はありません。

私自身、実際に銘柄を購入したけど、その後ズルズル下がってしまった!なんてことも全然あります。たまに100%勝てる!と謳う過大広告も見かけますが、詐欺なのでスルーしてください。感覚値では良くても勝率6割です。所詮、株価は上がるか下がるかの2択ですから。

リスクがあるのなら、銀行預金はどうなの?

銀行預金は昔は金利が高く、預けているだけでも資産は増えました。
ただ、今は銀行に預けるだけでお金が増える世の中ではないのです。

また、来年には新NISAも始まることもあり、個人投資家が投資を行う環境は日々より良くなっています。

2023年のうちに1万円からでも投資を始めてみませんか?これが、私の考えです。

じゃあ、今から証券口座を開設して株を買えばいいのか?そんなに甘くはありません。

厳密には証券口座に開設、入金をすることで株を買うことは可能です。ただ、何も知識なく株を始めると後で後悔をする確率が非常に高いです。

株の情報は、情報化社会が加速した現在では様々な手段で手に入れることができます。

Youtube、ブログ、Twitter、note、メルマガ、書籍などなど

私としてはどれも役に立つ情報はありますが、まずは本から学びましょうと声を大にして言わせてください。

理由はシンプルで、以下の3つです。

  • 出版社が内容を確認した上で、その中に出ていること(信頼性)
  • 断片的な情報ではなく、体系的にまとめられていること(網羅性)
  • 有料商材やセミナーへの勧誘がないこと(健全性)

以上のことから、まずは書籍から学ぶことをおすすめします。

書籍は何も購入する必要はありません。近くの図書館で借りて読んでも大丈夫です。

さて、前置きが長くなりましたが、私は長らく投資手法を持たずに投資をしてしまっていました。絶対にやってはいけないナンピン買いもやりました。信用取引には手を出していないので借金は背負うことはありませんでしたが。。

本当は避けて通りたかったのですが、負けることで学ぶことの重要性を認識しました。

そこからは50冊以上の投資関連書籍を読み漁りました。

日本株、米国株、投資信託、ETF、ゴールド、BTC、コモディティ、FXなどなど

あらゆる知識とインプットしては実際にトレードをしました。

経験を積むとあることに気づくのです。あれ、米国株の指数に投資をした方がパフォーマンスがいいんじゃないか?

そうなんですよね。実際に個人投資家の95%は負けると言われています。

負ける理由の大半は損切りができないことが要因だと考えていますが、簡単に勝てるものではありません。

でも、せっかく投資を始めるなら資産が増える確率が高いものに投資した方がいいですよね。

念の為にお伝えをしておきますが、投資は自己責任でお願いします。

先ほど触れた米国株への投資ですが、なぜ日本株ではダメなのか?という疑問を持たれた方もいるかもしれません。

理由は次のチャートで紹介をしますが、日本の株価指数よりも米国の株価指数の方がパフォーマンスがいいからです。

日本株(TOPIX)と米国株(S&P500)のチャートを比較してみます。

先にTOPIX(日本株)の推移です。(株探サイト参照:https://kabutan.jp/)

次にS&P500の推移です。(株探サイト参照:https://kabutan.jp/)

このチャートを見てると、どちらも2013年以降は右肩上がりです。ただ、後者(S&P500)の方が大きな波はなく、堅調に推移をしています。

2020年2月くらいの大幅な下落はコロナショック。2022年以降の下落は長期金利の上昇が要因です。

ただ、これだけを見て、よしわかった。米国株を買おうなんてなりませんよね。これから投資を始めようと考えた場合、いきなり個別株を買うことはあまりオススメできません。

以下で紹介する書籍は個別銘柄への投資を前提とする書籍もあります。

ただ、個人的なおすすめは米国株ETFをNISAで購入、もしくは積み立てNISAでS&P500もしくはNasdaqのインデックス投信を購入です。

どうしても個別銘柄に投資をしたい場合はETFやインデックス投信で様子を見て、購入したい個別銘柄の動向や決算、チャート推移を確認しましょう。

その上で、気になる個別銘柄に投資でも遅くはありません。

先に結論をお伝えしてしまいましたが、米国株のインデックスに長期間投資すること、これが全てです。私はそれだと少し味気がしないために以下の書籍を読んで学んだ考え方や手法を実際の取引に応用をしています。

それでは7つの書籍を紹介させていただきます。

他にも有名な書籍があることは重々承知です。ただ、実際に私が購入をして良かったと思った書籍だけを紹介したいと考えたため、7つに絞りました。

MarketHack流 世界一わかりやすい米国式投資の技法

まず最初に紹介する書籍は「じっちゃま」の愛称で知られる広瀬さんの「MarketHack流 世界一わかりやすい米国式投資の技法」です。私はこの書籍に出会って、米国株投資を始めるきっかけとなりました。

以下が目次です。

1. 営業キャッシュフローのよい会社を買え
2. 保有銘柄の四半期決算のチェックを怠るな
3. 業績・株価の動きが荒々しい銘柄と、おとなしい銘柄を上手く使い分けろ
4. 分散投資を心がけろ
5. 投資スタイルをきちんと使い分けろ
6. 長期投資と短期投資のルールを守れ
7. マクロ経済がわかれば、投資家としての洗練度が格段に上がる
8. 市場のセンチメントを軽視する奴は、儲けの効率が悪い
9. 安全の糊代(のりしろ)をもて
10. 謙虚であれ(投資の勉強に終わりはない)

少し難しい表現も含まれているため、一度読んだだけでは理解することが難しいかもしれません。ただ、単なる投資活動だけにとどまらず、決算の読み方の勉強や教養を深めようと思わせてくれる一冊になっています。

オニールの成長株発掘法 【第4版】 (ウィザードブックシリーズ)

次にご紹介するのはオニールの成長株発掘法 です。

株式投資の手法は大きく分けて2つに分かれます。それが、有名なウォーレン・バフェットが実践する「バリュー投資」と、このオニールの「成長株投資」です。

私はこの書籍を読むまではバフェットや次に紹介するグレアムのバリュー投資で投資をしていました。ただ、いつまで経っても低位のままで株価が上昇しない。そんな悩みを持っている時にこのオニールの成長株発掘法に出会いました。

オニールが独自に編み出した投資手法のCAN-SLIMは今も私の中での判断軸となっています。

CAN-SLIMの意味は以下の通りです。

C = Current Quarterly Earnings (当期利益)
A = Annual Earnings Increases(通年利益)
N = New product or service(新製品・新サービス)
S = Supply and Demand(需給関係)
L = Leader or Laggard?(主導銘柄 or 停滞銘柄)
I = Institutional Sponsorship(機関投資家のサポートはあるか)
M = Market Direction(市場の方向性)

自分は絶対にバリュー投資家なんだと決めつけている人にはぜひ読んでいただきたい一冊となっています。

新賢明なる投資家 上~割安株の見つけ方とバリュー投資を成功させる方法

次に紹介するのがバフェットの師匠であるベンジャミン・グレアムが書いた新賢明なる投資家 上~割安株の見つけ方とバリュー投資を成功させる方法です。

この書籍は上下の2冊で構成されていて、とても一度で全てを理解することは大変な内容になっています。ただ、どれもバリュー投資をする上での本質的な内容が記載されており、バリュー投資家には必読の書籍です。

腰を据えて、バリュー投資を始めようと思う方、もう一度株式投資をゼロから学びたい方にはおすすめの書籍です。

新賢明なる投資家 下~割安株の見つけ方とバリュー投資を成功させる方法

先ほど紹介したベンジャミン・グレアムの著書の下巻です。

ミネルヴィニの成長株投資法 ━━高い先導株を買い、より高値で売り抜けろ

続いて紹介するのはミネルヴィニの成長株投資法 ━━高い先導株を買い、より高値で売り抜けろです。

ミネルヴィニの投資手法は「成長株投資」にジャンル分けされます。オニールの著書と並んで成長株投資を実践している投資家には必読の書籍です。ただ、どちらかと言えばトレーダーの手法になるため、小説を読むような感じで読んでみてもいいかもしれません。

以上、ここまで5冊を紹介してきましたが、「おいおい」と思った方もいるはず。

正直、どれも内容が難しいじゃないか。

そんな方にはこの後紹介する2冊だけ読めば大丈夫です。

実際に私も気になって購入しましたが、これだけで株の基礎は十分です。

マンガでわかる最強の株入門

ホリエモンが帯になっている当書籍は既に読んだ人も多いのかなと思います。

株とは何か、株取引はどういうものなのか。漫画でわかりやすく紹介されています。注意点としては、米国株ではなく、日本株や一般的な投資に関する書籍です。

口座の開き方から銘柄選び、儲けを増やすコツまで初心者が知りたい情報が1冊にまとまっているため、最初の一冊としてはすごく良い書籍です。

ジェイソン流お金の増やし方

いよいよ最後です。冒頭でおすすめした米国株のインデックス投資を推奨するジェイソン流お金の増やし方です。

正直、投資をする時間なんてない。できる限り節約、貯金よりは投資をしたい。こんな人にはピッタリです。仕事が忙しくて個人で取引をする時間がない人はこの本に書いている内容を実践するだけで十分ですね。

以上、バリーがおすすめする米国株書籍7選でした!

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